東海テレビ

このページは東海テレビ放送番組審議会の議事の概要をお知らせしています。
東海テレビでは各界でご活躍の10名の方に審議会委員をお願いしており、毎月1回(8月は休会)審議会を開催。
放送番組の内容をはじめ、放送全般についてのご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいています。

平成30年度番組審議会委員(敬称略)

委員長
浅田 剛夫
<井村屋グループ(株)代表取締役会長>
副委員長
後藤 ひとみ
<愛知教育大学 学長>
委  員
伊藤 彰彦
<東海旅客鉄道(株)取締役常務執行役員>
委  員
大松 利幸
<岐阜プラスチック工業(株)代表取締役会長>
委  員
片岡 明典
<中部電力(株)代表取締役副社長執行役員>
委  員
川谷 陽子
<愛知医科大学病院 フライトナース>
委  員
黒野 友之
<(株)名鉄百貨店 代表取締役社長>
委  員
林 寛子
<(株)中日新聞社 取締役>
委  員
福谷 朋子
<弁 護 士>
委  員
山岡 耕春
<名古屋大学 教授>

第589回 東海テレビ放送番組審議会

1.開催日

平成31年2月12日(火)

2.出席者

出席委員

浅田剛夫委員長、後藤ひとみ副委員長、伊藤彰彦委員、大松利幸委員、片岡明典委員、川谷陽子委員、黒野友之委員、林寛子委員、福谷朋子委員、山岡耕春委員

社側出席

石黒大山代表取締役会長、内田優代表取締役社長、小島浩資専務取締役(総括)、春田亮介常務取締役(コンプライアンス担当)、祖父江茂樹取締役編成局長、喜多功取締役報道局長、富田守男コンプライアンス推進局長、深川辰巳スポーツ局長、川瀬隆司制作局長、齊藤潤一報道局部長、繁澤かおる報道局主事補ディレクター

3.議 題

  1. 東海テレビ開局60周年記念 ドキュメンタリードラマ Home~闇サイト事件・娘の贈りもの~
    平成30年12月25日(金) 19:00~21:00(120分番組)を審議
  2. 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(1月分)
  3. その他

4.議事の概要

1.審議番組について委員からは

  • 全編インタビューなどでつなげるよりも、ドラマ仕立ての方が視聴者が、シーンや登場人物に感情移入しやすく説得力がある。新たにドキュメンタリーの可能性が開けたと感じた。
  • 被害者の棺が自宅に戻ってくる場面から、実際の映像に変わる演出で、ドラマだったものがフィクションではなく現実だったとイメージできる印象的なシーンとなった。
  • 一方的な勧善懲悪ではなく、被害者に人生があったように、加害者にも人生があったのだということを伝えることで、視聴者にこの犯罪について、また死刑制度の是非についても考えてもらう材料を提供した。
  • 犯罪が起きる環境を、機会あるごとに様々な形で伝えていくのもテレビ局の大切な役割と考えるので、これからもこのような番組を継続的に制作してもらいたい。
  • 重いテーマの番組をあえて、クリスマスの夜に放送したのは、放送局の強い意志が感じられた。
  • 犯罪の原因が、加害者の家庭環境に原因があると短絡的に捉えられるのでは。闇サイトや司法の問題にもっと焦点を当てて欲しかった。そうすれば事件の本質が見えてくるのではないか。
  • 加害者が1人しか描かれてなく、他の2人の情報が少なく、なぜこのような凄惨な事件を起こしたのか、犯罪の中に入ってしまったのか、よくわからなかったのが残念だった。
  • この事件は悲惨で、被害者にはかわいそうであったが、番組としてはもって客観的に考えることができる場面があってもよかったのではないか。
  • 加害者の父親に何度もインタビューしていたが、刑によって罪を償っているので、しかも親族に執拗に取材する必要があったのか疑問。
  • 厳格な倫理規定に基づくラジオテレビ等メディア違い、一部の無秩序なインターネットメディアに潜む危険性を提示してくれた。
  • 出演者の演技力は大きなキーポイントとなるが、この番組は皆すばらしく自然でリアルで骨太で情感豊かな良いキャスティングであった。

ご意見に対し社側から

  • 加害者の父親へのインタビューは、テーマが家庭の大切さで、何があったかということを本物の声で伝えることで視聴者に伝わるのではないかと考えた。
  • 事件前の出来事をドラマで表現することで、事件前の母と娘の関係をしっかり描きたかった。
  • 60周年記念番組ということもあり、ドラマ部分も含め番組制作を、外部制作会社に委託せず、すべて自社で行った。自社制作力のアップも図りたかった。

等、番組について説明しました。

2.社側から、電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた、問い合わせや苦情等、1月には3,014件1か月間の意見の概要、「BPO報告」No.196の概要等を報告しました。

3.その他 「きになるテレビ」

委員発言「きになるテレビ」(要旨)
(審議委員からテレビについて、より幅広い意見をいただく時間を設けています。毎月おひとりの委員から意見をいただきます。)

  • テレビに黄色信号がついている。
  • テレビは様々なエンタテイメントからライフスタイル全般まで、様々な情報をこれまで提供してきた。
  • テレビによって、共感、共有する価値観のようなものができていた。
  • 今、インターネットが手にとれるところにあって、ニュースや情報もスマートホンから得られる時代、個々それぞれが興味あるものしか情報を得ようとしない。また、ドラマなども録画で個人個人の時間に視聴して、他の人と時間を共有しなくなってきている。
  • 他の人への思いやりや立場の理解など共感することが生まれなくなるのではないかと不安に思う。
  • 共通認識を持てる社会の大多数となる「中間層」と言われる人たちが少なくなってきている。中間層が減少すると物事に対する社会の認識にばらつきができ、差のある社会が生まれると社会不安が増大すると考える人もいる。
  • 社会共通の認識を作るうえで、テレビは大きな役割をになって欲しい。
本番組審議会の議事概要は、2月24日(日)午前5時15分から放送の
「メッセージ1」で報告しました。
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